のぼり旗は日本固有の販促ツール
飲食店やスーパーの店先などでよく見かけるのぼり旗。「ラーメン」や「セール中」、はたまた「ニューオープン」などと書かれた旗が風に揺られてはたはたと動いているのを見かけると、ついつい目が留まってしまいます。
そんなのぼり旗が、実は日本にしかない販促ツールだということをご存じですか?
さて、その話を進めていく前に、のぼり旗の歴史について触れたいと思います。
この日本においてのぼり旗の歴史は古く、起源は平安時代までさかのぼるといわれています。当時は戦乱の真っただ中。敵と味方を区別する、戦国武将の旗印として用いられていたようです。長い間、軍事用として使われてきたのぼり旗ですが、時代はくだり江戸時代。このころに店先に置かれる販促ツールとして使われるようになり、定着していったといわれています。平安時代から数えると実に1,000年を超える歴史があるのです。
日本でこれだけ長く利用されているのならば、海外にあってもいいのでは?と思うもの。でも、たしかにタペストリーや看板などほかの販促ツールを目にする機会はありますが、ずばりいってありません! その理由は諸説ありますが、海外は横書きの文化だからなのではといわれています。つまり、日本は縦書きの文化なので縦長の長方形と相性がよく、のぼり旗が生まれて、広まっていったとのこと。
のぼりの集客効果
集客効果の高い設置の仕方
のぼり旗はお店や商品、サービスを訴求するために利用するので、見た人にわるいイメージ
を与えないことも重要。見え方によって、その印象は大きく変わっていきます。汚れや破れなどなく、キレイであることはもちろん、複数ののぼり旗を設置するならそれぞれを等間隔に並べることや高さや角度を揃えることにも意識しましょう。それが印象よく見せるコツです。
のぼり旗の寿命
のぼり旗にも弱点があり、それが意外と劣化が早いという点。各店により使用頻度や保管方法の違いがあるので一概にはいえませんが、その寿命は約3カ月。使っているうちに、旗がほつれて、色あせて、破れてくるそうな。そんな状態で使い続けていると見た人にわるい印象を与えてしまいます。ですので、少々手間がかかりますが、3カ月ごとに買いかえることをおすすめします。
再購入は、2クリック
ちなみに、少しコストはかかりますが、耐水性に優れていて壁など空いているスペースを有効活用してPRできる「横断幕」や工事現場や建築現場で活躍する「足場幕」も取り扱っています。