近年世界的にもエコ活動が注目を浴びています。
そこで「自社でも何かできないか?」と考えている人もいるでしょう。
企業でエコ活動に取り組めば、社会にクリーンなイメージを印象付けられます。
好感度が上がり、売上向上につながる可能性もあるでしょう。
そこで本記事では、明日から実践できるオフィスのエコ活動をご紹介します。
会社でエコ活動のアイデアを出さなければいけない担当者さまは必見です。
オフィスでできるエコ活動のアイデア
はじめに、オフィスで取り組めるようなエコ活動のアイデアを「社内」と「個人」に分けてご紹介します。
社内で取り組むエコ活動
まずは社内で取り組むエコ活動からみていきましょう。
すぐにでも取り入れられるアイデアばかりですので、ぜひ参考にしてください。
資料のペーパーレス化を図る
資料のペーパーレス化を図ってみましょう。
企業ではさまざまな資料のデータを保持していますが、わざわざ紙で印刷し保管している企業も少なくありません。
なかには印刷しなくてもいいような資料までファイリングしている会社もあります。
そこでインターネット上で保管しても問題ない資料は、クラウドサービスをうまく活用することで無駄な資源を削減できます。
保管しておきたいデータは「クラウド型ストレージ」などを使って、こまめにバックアップをとっておきましょう。
バックアップを常にとっておけば、仮にPCトラブルが発生しても安心です。
「どうしても紙ベースで保管しておかなければならないようなものだけを印刷する」といった社内ルールを決めておくのもおすすめです。
また社内用の会議資料は人数分の印刷をするのではなく、プロジェクターで投影しながら会議を行うとペーパーレス化を推進できます。
社内でノー残業デーを設ける
全社的に「本日は残業しないで帰りましょう」と促す「ノー残業デー」を設けてみましょう。
ノー残業デーを実施すれば残業代をカットできるだけではなく、夜間に使用する照明やエアコンなどを節電できます。さらに従業員の働き方改革の一環にもつながります。
一石二鳥どころか、一石三鳥にもなるノー残業デーをぜひ実施してみてください。
残業が減れば従業員の疲れも軽減され、業務のコストパフォーマンスを向上させられるでしょう。
コンセントはスイッチ付き電源タップに変更する
オフィスで使用しているコンセントを、スイッチ付きの電源タップに交換してみるのもおすすめです。
コピー機やパソコンなど、使わないときにはスイッチを切っておくだけで待機電力を減らせます。
不要な裏紙を再利用する
重要な書類を除いて、捨ててしまうような紙の裏側を再利用することで資源の無駄を減らせます。
たとえばコピー機の横などに裏紙を入れておく用のボックスを設置し、ちょっとした社内の資料などを印刷するときにはその裏紙を使うルールを設けてみてください。
もし不要な裏紙がたくさん溜まってしまうようなら、使いやすい大きさに裁断しデスクに置いておけばメモ用紙としても利用できますよ。
個人でもできるエコ活動のアイデア
続いて、個人でも取り組めるエコ活動のアイデアをご紹介していきます。
電気はこまめに消す
会議室や倉庫、更衣室などを使わないときには、こまめに電気を消すように心がけましょう。
また昼間の時間帯に行う会議の場合、窓から入ってくる自然光で室内は電気をつけずとも明るいはずです。
机や椅子のレイアウトを変更して、自然光だけで会議をしてもよいでしょう。
トイレの電気は自動点灯機能のある照明に変えると節電効果も高いため、上司に提案してみてください。
エアコンの温度設定に注意する
エアコンの温度設定に注意するだけでもエコ活動につながります。
環境省が掲げている「空調設定温度・湿度の適正化」では、夏は28度、冬は20度の温度設定が推奨されています。(参考:環境省_空調設定温度・湿度の適正化)
この対策により、二酸化炭素の排出を抑えられるのです。
また窓にブラインドをつければ、夏場の強い日の光を防ぎながら採光もできます。
ブラインドが窓についていない場合には、上司に提案をしてみましょう。
エコグッズを活用する
個人で取り組みやすいエコ活動のひとつに、エコグッズを活用することが挙げられます。
たとえば紙コップを廃止して各自でマグカップやタンブラーを持参したり、寒い冬には膝掛けを利用したりと、規模は小さいかもしれませんが環境活動に取り組めます。
また営業担当者にはマイボトルを配布して営業のお供にしてもらえば、コンビニなどで飲み物を購入することが減ってゴミを削減できるでしょう。
実際に行われているオフィスのエコ活動例
ここで実際に行われているオフィスのエコ活動事例を2つご紹介します。
日鉄物産
日鉄物産は、鉄鋼や産機、インフラなどの販売や輸入を行う商社です。
ほかにも太陽光発電に取り組んだりサステナビリティ関連商品を販売したりと、ビジネスを通して環境活動を行っています。
そんな日鉄物産では、紙削減や電気使用量削減、省資源などさまざまな環境オフィス活動を実施しているのです。
具体的には従業員にマイストローやマイ箸を持参してもらったり、紙コップをできる限り使わないようにしたりなどのエコ活動が挙げられます。
コクヨ株式会社
コクヨは文房具やオフィス家具、事務機器などを製造・販売している会社です。
コクヨでは、オフィスの緑化を推進しています。グリーンは空気の浄化や二酸化炭素を吸収してくれるだけではありません。
従業員の視界に入ることで、リラックス効果も期待できます。
エコ活動のほかにも、従業員のメンタルケアにもさりげなく取り組んでいるわけです。
総務で発案!オフィスのエコ活動におすすめのノベルティとは?
個人で使えるエコグッズのノベルティを会社から従業員に配布すれば、全社でエコ活動に取り組んでいることが伝わり従業員のモチベーションが高まります。
加えて名入れしたノベルティを外でも使ってもらえたら、社名の宣伝活動にもつながるためおすすめです。
そこで、ここからは従業員におすすめしたいエコなノベルティグッズをご紹介しましょう。
利用シーンを考えながら選んでみてください。
マグカップ・タンブラー
まずはデスクで大活躍する「マグカップ」や「タンブラー」はいかがでしょうか。
マグカップやタンブラーは、デスクワークが多い企業におすすめです。
おしゃれなデザインのものを配ることで積極的に使ってもらえるため、エコ活動も推進しやすくなるでしょう。
クリアボトル・ステンレスボトル
営業職や工場などがメインの企業では、「クリアボトル」や「ステンレスボトル」が好まれます。
外出先でも使えるため、社名を入れておくだけで宣伝効果も抜群です。
ただし外で使うことを考えて、おしゃれでシンプルなデザインを心がけなければ使ってもらえないため注意しましょう。
ブランケット
「ブランケット」は、女性が多い企業におすすめのノベルティです。
寒い冬に活用してもらえれば、暖房を弱めに設定しておいても大丈夫でしょう。
またエコとは関係ありませんが、冷房の効きすぎる夏にも活躍するため通年で喜ばれるアイテムといえます。
リサイクルメモパッド
レスタスで取り扱っている「リサイクルメモパッド」は、再生紙を100%使用したメモ帳です。
従業員に配ることで、全社的にエコ活動を推進していることが伝わるでしょう。
ボールペン
再生PETや再生ABSを使用した「ボールペン」は廃棄する際に排出される二酸化炭素を削減できます。
会社名を印刷することで、出先で使用する際にPR効果も期待できます。
まとめ
本記事では、オフィスでできるエコ活動をご紹介しました。
なかには電気をこまめに消したりエコグッズを活用したりと、すぐにでも取り組めるアイデアもあります。
エコ活動を進めるときに注意していただきたいのは、従業員に丸投げしないことです。
全社でエコ活動を推進しようとしても、経営層が従業員に丸投げではなかなか進みません。
ぜひエコグッズのノベルティを会社から配るなどして、経営層も積極的に環境活動に取り組んでいることを伝えましょう。
ビジネスパーソンに喜ばれるノベルティを製作したい場合には、お気軽にお問い合わせください。
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